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入れ歯がズレる悩みを解決〜原因別の対処法を専門医が解説

入れ歯がズレる悩み、諦めていませんか?

入れ歯を使い始めてから、食事中にズレて困っている。

会話の途中で外れそうになって、人前で話すのが不安になってしまう・・・。

そんなお悩みを抱えている方は、決して少なくありません。入れ歯がズレる原因は、適合不良・顎堤の吸収・クラスプの緩みなど多岐にわたります。しかし、原因を正しく理解し、適切な対処を行えば、快適な入れ歯生活を取り戻すことができるのです。

くろさわ歯科ベニバナウォーク桶川医院では、院内に歯科技工士が在籍しており、精密な型取りと調整技術で安定した入れ歯をご提供しています。土日祝も診療しておりますので、お忙しい方でも通院しやすい環境を整えています。

入れ歯がズレる主な原因とは

入れ歯がズレてしまう原因は、一つではありません。

患者様のお口の状態や入れ歯の種類によって、さまざまな要因が関係しています。ここでは、代表的な原因をご説明します。

適合不良による問題

入れ歯と歯ぐきの間に隙間ができると、吸着力が低下してズレやすくなります。新しく作った入れ歯でも、最初から完璧にフィットするわけではありません。お口の中は非常にデリケートで、わずか1mm以下の髪の毛が入るだけでも強い異物感を覚えるほどです。

保険適用の入れ歯は、厚さが2〜3mm程度あるため、違和感やお口の機能が抑制されることがあります。また、使用しているうちに「ゆがみ」や「たわみ」が生じ、噛んだ時の痛みや食べ物が隙間に挟まる、外れるなどの問題が発生します。

顎堤の吸収と変化

歯を失った後、顎の骨(顎堤)は時間とともに吸収されていきます。

これは自然な現象ですが、顎堤が痩せると入れ歯との間に隙間が生じ、ズレやすくなってしまいます。特に総入れ歯の場合、顎堤の形状が入れ歯の安定性に大きく影響するため、定期的な調整が欠かせません。

年齢や体調の変化により歯ぐきの状態も変わっていきます。歯が抜けた後に歯ぐきが萎縮する場合が多く、これにより入れ歯との間に隙間が生じる可能性があります。

クラスプ(金属のバネ)の緩み

部分入れ歯は、クラスプと呼ばれる金属製のバネで他の歯に引っかけて固定する仕組みです。

このクラスプが緩むと、入れ歯が動いてしまい、喋ったり食事をしたりするだけでもズレてしまいます。また、クラスプに強く締め付けられていると、装着や取り外しの際に不快感や痛みを感じることもあります。

歯周病の進行によって土台となる歯が弱くなると、バネの影響で歯が動いてしまい、痛みを引き起こす原因にもなります。

入れ歯の経年劣化

入れ歯は日常の使用や食事によって摩耗が進みます。長期間使用すると、摩耗によって噛み合わせが悪くなり、最終的には新しい入れ歯に交換する必要があります。

入れ歯は主に金属やプラスチックで作られており、時間の経過とともに劣化するのが一般的です。特にプラスチック製のものは温度や湿度の影響を受けやすく、変形やひび割れが発生する場合があります。

ズレる入れ歯が引き起こす問題

入れ歯のズレを放置すると、さまざまな問題が生じます。

食事の楽しみが失われる

入れ歯がズレると、食べ物をしっかり噛むことができません。硬いものを避けるようになり、食事の選択肢が狭まってしまいます。また、保険適用の入れ歯はプラスチック素材で厚みがあるため、熱伝導率が悪く、食べ物の温度や味を感じにくくなることがあります。

食事の味や風味の差を感じられなくなると、食事の楽しみが損なわれてしまいます。

発音がしづらくなる

入れ歯が合わないと、発音に影響が出る可能性があります。

特に不快感や痛みがあると、言葉を明確に発音するのが難しくなり、発音が不明瞭になるケースも少なくありません。また、入れ歯がずれるために話しづらくなったり、口内で音が生じる懸念もあります。

入れ歯のサイズが大きいと、特定の音(たとえば「サ・タ・ラ行」)の発音が難しくなり、慣れるまで発声に違和感が生じる場合があります。

歯ぐきや口腔内の傷

ズレた入れ歯が歯ぐきに当たり続けると、傷ができたり炎症を起こしたりします。ひどい場合は口内炎が発生し、痛みで食事もままならなくなってしまいます。

入れ歯が清潔に保たれていない場合、口内炎や歯周病のリスクも高まります。

顎関節症や全身への影響

噛み合わせのバランスが崩れると、顎関節に負担がかかり、顎関節症の症状が現れるケースも少なくありません。

また、片側ばかりでかむようになると、頭や首、肩周りの筋肉の疲労が溜まり、肩こりが生じたり、耳鳴り、頭痛といった症状が出てしまう可能性もあります。噛む機能が低下すると、飲み込む力(嚥下)も低下し、食べ物が気管に入り誤嚥性肺炎が発症することもあります。

ズレない入れ歯を実現するための対処法

入れ歯のズレを解消するには、適切な対処が必要です。

歯科医院での精密な調整

入れ歯のフィット感が悪くなった場合は、歯科医院での調整が必要です。新しい入れ歯は最初から完璧に合うわけではなく、口内に馴染むまでに時間がかかります。

適切に調整すると快適な装着感を得られますが、長期間の使用や経年劣化で入れ歯の形状が変わってしまう場合があります。その場合は新しく入れ歯を作り直すのがおすすめです。

当院では、院内に歯科技工士が在籍しており、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせた精密な調整を行っています。

精密入れ歯という選択肢

保険診療の入れ歯だけでなく、自費の精密入れ歯にも対応しています。精密入れ歯はフィット感が高く、痛みや違和感が少ないだけでなく、しっかり噛めることが特徴です。

見た目の自然さにも配慮しているため、人前で話す機会が多い方にも選ばれています。金属床の入れ歯であれば、床をかなり薄く仕上げることができるため、舌の動きを邪魔しにくく、発音を妨げることはあまりありません。

また、熱伝導率がよく、「熱い」「冷たい」などの食感も感じることができますので、通常のレジン床義歯に比べて食事も美味しく感じられます。

入れ歯安定剤の適切な使用

入れ歯が合わずに痛みを感じる場合は、クッション性のある入れ歯安定剤を利用する方法もあります。ただし、これはあくまで一時的な対処法です。

根本的な解決には、歯科医院での調整や作り直しが必要です。

定期的なメンテナンスの重要性

入れ歯を作ってからしばらくの間は、調整のために何度か通院する必要があります。

入れ歯は柔らかい歯ぐきの粘膜に乗せて固定する装置です。口を動かすことによって入れ歯が動いたり、粘膜が退縮したりすればズレが生じてしまうため、口に入れてみなければ適合するかがわからない部分もあります。

定期検診とクリーニングにより、入れ歯周囲のトラブルを防ぎ、長く使える状態をサポートしています。

くろさわ歯科ベニバナウォーク桶川医院の入れ歯治療

当院では、患者様一人ひとりのお悩みに寄り添った入れ歯治療を行っています。

院内技工士による精密な製作

院内に歯科技工士が在籍しているため、患者様の歯の色・形・噛み合わせに合わせた補綴物を作製しています。精度の高い補綴治療により、見た目だけでなく噛みやすさや長期安定性にも配慮した治療を提供しています。

技術力、経験、豊富な知識をもった歯科医師が「しっかり考えて製作」すれば、噛める入れ歯は製作できます。

CTによる三次元診断

インプラント治療では、CTによる三次元診断を行い、骨の量や神経・血管の位置を正確に把握したうえで安全性に配慮した治療計画を立案しています。

入れ歯治療においても、お口の状態を正確に把握することで、より精密な入れ歯の製作が可能になります。

土日祝診療で通いやすい

ベニバナウォーク桶川1Fに位置し、広い駐車場を利用でき、お買い物のついでに通院できる利便性があります。

土日祝も診療しているため、平日お忙しい方でも安心して通院いただけます。WEB予約は24時間受付、電話(048-871-5767)でのご相談も承っており、初診相談やセカンドオピニオンにも対応しています。

生活の質(QOL)の向上を重視

当院では「しっかり噛める」「自然に話せる」「自信を持って笑える」生活の質(QOL)の向上を大切にしています。

患者様一人ひとりのお悩みやご希望を丁寧にヒアリングし、分かりやすい説明と納得いただける治療を心がけています。単に歯を治療するだけでなく、患者様の日常生活がより豊かになることを目指しています。

入れ歯以外の治療選択肢

入れ歯が合わない、どうしても慣れないという方には、他の治療法もあります。

インプラント治療

インプラントは顎の骨に人工歯根を埋入し、その上に人工歯を装着することで天然歯に近い見た目と噛む力を回復できる治療法です。ブリッジのように周囲の健康な歯を削る必要がなく、入れ歯のようにズレたり外れたりする心配が少ない点が特徴です。

「歯がほとんどない」「総入れ歯が合わない」「硬いものが噛めない」といったお悩みをお持ちの方に選ばれています。治療前には費用や治療期間、リスクについて丁寧にご説明し、患者様にご納得いただいた上で治療を進めます。

ブリッジ治療

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を削って土台とし、橋渡しのように人工歯を固定する治療法です。保険適用が可能で、入れ歯よりも噛み合わせが良いというメリットがあります。

ただし、健康な歯を削る必要があるため、慎重な判断が必要です。

入れ歯を長持ちさせるためのケア

入れ歯を快適に使い続けるには、日々のケアが欠かせません。

正しい清掃方法

入れ歯の適切な管理は、口腔内の健康を維持するために非常に重要です。入れ歯が清潔に保たれていない場合、口内炎や歯周病のリスクが高まります。

入れ歯を外した際は、乾燥を避けて水と共に保存容器に保管し、専用のブラシや洗浄剤を使用して清潔な状態を保ちましょう。入れ歯の形状が変わると再びフィットさせるのが難しいため、日々のケアが大切です。

定期検診の受診

入れ歯は作って終わりではありません。定期的に歯科医院で検診を受け、調整やクリーニングを行うことで、長く快適に使用できます。

お口の状態は常に変化していますので、定期的なチェックが必要です。

入れ歯の交換時期

入れ歯の寿命は一般的に5〜7年程度と言われています。使用状況やお口の状態によって異なりますが、定期的に新品に入れ替えることで、常に快適な状態を保つことができます。

違和感や痛みが続く場合は、早めに歯科医師に相談しましょう。

まとめ:ズレない入れ歯で快適な生活を

入れ歯がズレる悩みは、適切な対処によって解決できます。

原因を正しく理解し、歯科医院での精密な調整や精密入れ歯の選択、定期的なメンテナンスを行うことで、快適な入れ歯生活を取り戻すことができます。「入れ歯はこんなもの」と諦める必要はありません。

くろさわ歯科ベニバナウォーク桶川医院では、院内技工士在籍による精密な型取りと調整技術で、安定した入れ歯をご提供しています。桶川市・上尾市・北本市・鴻巣市周辺で入れ歯のズレにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

土日祝も診療しており、WEB予約は24時間受付、電話(048-871-5767)でのご相談も承っています。初診相談やセカンドオピニオンにも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

しっかり噛める、自然に話せる、自信を持って笑える。

そんな生活の質(QOL)の向上を、私たちと一緒に目指しましょう。

入れ歯のズレでお困りの方へ

ズレや外れやすさの原因を確認し、調整や作り替えの必要性を丁寧にご説明します。

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原因に応じた改善方法で、日常生活での不安軽減をサポートします。

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著者情報

くろさわ歯科 院長
黒澤 秀一

治療に対する不安やご希望に寄り添いながら、一人ひとりに合った治療を大切にしています。歯や歯ぐきの不調は、食事や会話など日常生活の質に大きく関わるものです。お口の健康は身体だけでなく、気持ちの面にも影響するため、患者さまが安心して通える環境づくりを重視しています。

歯科治療に対して「痛い」「怖い」といったイメージをお持ちの方にも配慮し、丁寧な説明と負担に配慮した診療を心がけています。勤務医時代には1日200人以上が来院する歯科医院で多くの症例を経験し、診断・治療計画・技術を積み重ねてきました。これらの経験をもとに、患者さまそれぞれの悩みに合わせたオーダーメイドの治療をご提案しています。

「歯科を人生をより良くするためのパートナーとして感じていただきたい」という想いのもと、日々診療に取り組んでいます。


経歴

・日本歯科大学 生命歯学部 卒業
・利根歯科診療所 勤務
・黒沢歯科クリニック 勤務

所属学会・資格

・日本顎咬合学会 認定医
・日本口腔インプラント学会 会員
・日本歯科医師会 会員
・日本スウェーデン歯科学会 認定医
・歯科医師臨床研修 指導医

患者さまの満⾜度調査を実施しております。

少しでも患者さんにとってより良い⻭科医療を提供するため、第三者機関のNPO法⼈ ⽇本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者さんの満⾜度調査を⾏っています。患者さまの率直なご意⾒をいただき、改善すべき点は真摯に 受け⽌めていきたいと思っております。
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