矯正歯科

当院の矯正治療

大学病院在籍の歯科矯正学会認定医による安心で質の高い技術を提供します

矯正治療を担当する歯科医師は、日本歯科大学付属病院で矯正歯科治療の臨床に携わり、現在は日本歯科大学で教鞭を取り、次世代の矯正歯科医師の教育も行なっております。

また、日本矯正歯科学会 認定医の資格を有しております。日本矯正歯科学会 認定医制度は1990年に創設されたもので、学会が認めた大学病院・矯正歯科医療機関にて5年以上の臨床経験を有し、学会発表や審査に合格した者のみに与えられる資格です。

当院の矯正治療

他のクリニックで「難しい」と言われた歯並びの方もご相談ください

大学病院には難症例で悩む患者さんが多くいらっしゃいます。当院の矯正担当医はそうした難症例も含めた臨床経験がありますので、もし他のクリニックで治療が難しいと言われた方も、治療ができる可能性があります。諦めてしまわずに、どうぞ当院にご相談ください。

治療の時期や治療の方法について
一緒に相談させていただきます

矯正治療により歯並びや咬み合わせを治すことで、それからの人生がより良くなることへのお役に立てれば幸いです。

大切な"お子様の将来"のために

小児矯正では、早期に矯正治療を開始することで永久歯の正常な生え変わりを誘導します。永久歯が生えそろうまでにお口の中の環境を整えていると、成人矯正に移行した際も歯を抜かずに治療できたり、より良い安定した噛み合わせが獲得できる可能性が大きくなります。

また、当院で小児矯正を行った患者様は、差額分の費用のみで成人矯正に移行できます。小児矯正には多くのメリットがあります。お子様の将来のために矯正治療を考えませんか?

当院の矯正治療

お子様にも質の高い無駄のない治療を提供します

初診相談を受けられる方の中には、「過去に矯正治療をしていたが治療途中でやめてしまい後戻りしてしまった」と再治療を希望される方も多くいらっしゃいます。その多くは一期治療のみ行い、二期治療を行わなかったケースが多いです。

また、顎の発育と歯の生え変わりは同時に進行しているので、お子様の中には一期・二期と明確と期間を分ける事なく、早く治療を終える事ができる場合があります。期間を区切って費用を頂くと積極的に治療を行えず、必然的に治療期間が長くなってしまう場合があります。

そこで当院では、再治療のリスクを減らす目的と不必要な観察期間を減らし、積極的に治療が行えるように一期治療と二期治療を合わせてお受けしております。

矯正 担当医

吉屋 慶章

吉屋 慶章
経歴
鹿児島県出身
日本歯科大学生命歯学部 卒業
日本歯科大学附属病院歯科医師臨床研修 修了
日本歯科大学附属病院矯正歯科レジデント 修了
日本歯科大学附属病院矯正歯科 助教
所属学会
東京矯正歯科学会 会員
日本歯科審美学会 会員
日本顎変形症学会 会員
学術論文
『上顎左側側切歯の先天欠如を伴うAngleⅡ級症例』
(東京矯正歯科学会雑誌24巻100~105:2014)
教育活動
日本歯科大学生命歯学部 歯科矯正学実習
日本歯科大学附属病院 研修歯科医
日本歯科大学東京短期大学 歯科衛生士学科
吉屋 慶章

矯正治療の流れ

  1. お電話やWEBにて初診相談予約
  2. 初診相談
    歯の状態を見て治療方法、期間、費用について説明します。気になっていること、分からない事は何でも聞いてください。
  3. 精密検査
    診断と治療計画を立てるために以下の検査をします。
    (1).歯と顔の写真を撮る。
    (2)パノラマ撮影、必要であればCT撮影
  4. 歯型をとる。
    ・検査したものを元に分析し、一人一人の患者さんに最適な治療法をご説明します。

    ・診察台の傍らにはモニターを設置し、患者さんのお口の中の写真を写しながらご説明することで、分かりやすい治療の案内ができるように心がけています。似たようなケースがあればその写真やレントゲン写真もご提示させて頂きます。また具体的な費用、治療期間などもご提示いたします。

    ・矯正治療をスタートするか決断の時です。不安なこと、分からない事、疑問に思うことがありましたら、遠慮なく質問してください。

小児矯正

小児矯正の特徴

お子様の乳歯や生え替わったばかりの永久歯を見て、歯並びの乱れに悩まされている親御さんはたくさんいらっしゃいます。子どもの歯列矯正を始めるのに最適なタイミングは、お子様の矯正は永久歯が生え揃う前の小学校1年生くらいが治療を開始するベストタイミングだといわれています。

また、矯正治療を開始する時期はケースによって異なるため、6歳臼歯が萌出した段階で、お子様のお口に不安がある親御さんは、まずはお気軽にご相談ください。

当院の矯正治療

歯並びが悪くなる原因

歯科矯正に興味を持つ多くの人が疑問に思っていることの一つに、なぜ歯並びが悪くなるの?ということがあります。いくつか簡単にご紹介したいと思います。ほんの一例ですが、歯並びが気になる場合はいずれかの原因があったりします。

特に下の歯が上の歯より前に来ている方の場合、早い人では3才から矯正治療を始めることも多いです。 いずれの場合でも患者さんが真剣に悩んでいるほど、私たちは助けになることができます。 お気軽にご相談ください。

成長につれて歯並びが悪くなった

乳歯の時はキレイに揃っていたのに、大人の歯に交換したら歯並びが悪くなりました。 この方の場合は顎の大きさと大人の歯の大きさに不調和があることが考えられます。 「乳歯の時はキレイに揃って」ということは顎が小さいということを示すことが多いです。

乳歯に少しスキ間がある、これが正しい状態です。専門用語では、霊長空隙、発育空隙といいます。 大人の歯のほうが基本的には大きいですので、乳歯の時点では多少すきっ歯のほうが良いということなのです。

乳歯に大きな虫歯があった

この方の場合もガタガタ(叢生)が出やすくなります。 乳歯はどうせ生え変わるからといって大切にせず抜いてもいいのでしょうか? 乳歯には永久歯を誘導するガイドという大切な役目があります。 これに大きな虫歯があり削ったり抜いたりしていると、大人の歯がどこに生えていいのかわからなくなります。

また乳歯が虫歯で小さくなってしまうと、6才臼歯(第一大臼歯)が手前に生えてきやすくなり、永久歯が並ぶ場所が少なくなります。 乳歯はいつか抜けるからといわずに、虫歯ができないようにすることが大切です。

指しゃぶりをやめなかった

ずっと指しゃぶりをしていると、一般的には出っ歯(上顎前突)になりやすいといわれています。 上の前歯を前に押したり、下顎を後ろに押し下げる力をずっと加えていることになるからですね。 では、下顎の成長方向については考えたことがあるでしょうか?

指しゃぶりをずっと続けた人の下顎の成長方向は、それをしなかった場合よりも後下方になることが知られています。 下顎が前方に成長しにくくなり、骨の形から変わってしまったりします。 また何の原因がなくても、もともと日本人は下顎の発達が悪い傾向にあります。

口呼吸や舌の使い方などのクセがある

口呼吸の場合(扁桃の肥大や単なるクセも含む)や、舌の位置を挙上できないなどの場合、 下の前歯が上の前歯より前方に来て反対咬合、下顎前突となることがあります。 小さいころから鼻で呼吸できなかった、離乳の時期が遅かった、親からの遺伝など、様々な原因が考えられます。

また、物を飲み込む時に舌を上下の前歯に挟んでいる人は、噛んでも上下の前歯が当たらない開咬となりやすいです。 いずれも、口周りの筋肉の使い方のクセによるものとして知られています。

小児矯正を開始するのに適した年齢とは

永久歯の前歯や6歳臼歯と呼ばれる第一大臼歯が生えてきたタイミングです。おおよその適年齢は6〜9歳になりますが一人一人で異なります。お子さんに合う治療開始のタイミングをお伝えできますので、ぜひ一度ご相談ください。

小児矯正の必要性

歯並びが悪いと単純に虫歯になりやすく、生涯にわたって残る歯の本数にも影響します。また歯並びが悪いと食事に時間がかかるなどの普段の生活に影響を及ぼします。さらに出っ歯や受け口は手遅れになると程度が酷い場合は手術で治さなくてはいけなくなる可能性もあります。

また顎が小さいと大人になった時に睡眠時無呼吸症候群の原因となる事もあります。骨格的なバランスは親に顔が似るのと一緒でお子さんも受け継いでいる可能性があるので注意が必要です。他には鼻詰まりと歯ならびは関係ないように思えますが上のアゴが狭いと鼻の空気の通り道が狭くイビキをかくお子さんもいます。

当院の矯正治療

メリットとデメリット

メリット
  • 正常な歯の生え変わりを促し、出っ歯や受け口を治すことができます。
  • 小児矯正治療で終了することができれば、矯正料金がかなり安く済みます。
  • 歯並びが良ければ将来歯を失うリスクが低くなり、一生涯に歯にかける費用が少なくできます。
  • 大人の歯並びの治療が必要なくなる可能性があります。または仮に必要になったとしても短期間で終われます。
  • 治療可能な時期は限られていますが、顎が小さくても広げてあげれば将来歯を抜いて治療するリスクを低くする事ができます。
デメリット
  • 小児矯正治療では、完全に治らないケースもあります。そのため、2期治療も行うと矯正治療が長期にわたる場合があります。
  • 取り外しの装置を使用する場合、装置の効果が装置の使用時間などに左右されるため、ご両親、ご家族の協力が必要です。

治療期間

お子様のお口の状態により、治療期間も異なりますが顎のズレやスペース不足が比較的軽度の場合は、治療が短期間で終わることがあります。反対に、治療が長期間になってしまうケースの例としては、受け口や開咬(前歯がかみ合わない状態)の場合です。

受け口の場合は、下顎の成長をしっかり観察する必要があるため、長期間の治療になります。開咬の場合は、口腔悪習癖に起因することがあり、悪習癖が改善しないと安定しないため時間がかかります。

当院の矯正治療
※開始時期や協力度、歯並びの状態によって時間が延長することがあります。
一期治療 3~4年程度
二期治療 2年程度

小児矯正の流れ

  1. お電話やWEBにて初診相談予約
  2. 初診相談
    歯の状態を見て治療方法、期間、費用について説明します。気になっていること、分からない事は何でも聞いてください。 歯の状態を見て、治療を行うベストな時期、治療方法、期間、費用について説明します。
  3. 精密検査
    診断と治療計画を立てるために以下の検査をします。

    1. 問診
    本人が一番気にしているところ、治したいところ、治療の希望なども記入していただきます。

    2. 歯と顔の写真を撮る。

    3. 歯や顎の骨のレントゲンを撮る。
    (パノラマ撮影、必要であればセファロ、CT撮影)

    4.歯型をとる。
  4. 検査結果説明
    検査したものを元に分析し、一人一人の患者さんに最適な治療法をご説明します。診察台の傍らにはモニターを設置し、患者さんのお口の中の写真を写しながらご説明することで、分かりやすい治療の案内ができるように心がけています。似たようなケースがあればその写真やレントゲン写真もご提示させて頂きます。また具体的な費用、治療期間などもご提示いたします。不安なこと、分からない事、疑問に思うことがありましたら、遠慮なく質問してください。
  5. Ⅰ期治療開始
    いよいよ矯正治療のスタートです。取り外し式の装置の場合は、本人の頑張りももちろん必要ですが、ご家族の方のお声がけが非常に大切です。家族みんなでがんばっていきましょう。矯正装置での使用期間は症例にもよりますが、顎を動かす期間はおよそ1年から1年半です。その後はすべての永久歯への生え変わりや顎の成長を経過観察します。1~3か月に一度来院していただきます。 家族の方のお声がけも非常に大切です。家族みんなでがんばっていきましょう。
  6. Ⅰ期治療終了
    Ⅰ期治療を行ったことにより、永久歯がキレイに生える場所ができ、でこぼこが緩和されたり、上あごと下あごのバランスが整ったりします。これで終了の場合もありますが、Ⅱ期治療ですべての永久歯を並べる治療をした方が、将来的に末永く歯並びもかみ合わせも安定するので、お勧めです。最終的な矯正を行ったキレイな歯並びはⅡ期治療で得られます。

大人の矯正

当院の大人の矯正治療

あなたの歯並びに合った治療法を一緒に考えます

個々人にあった治療法がございます。安易に治療法を決定せず、精密な検査と矯正の専門ドクターの診断を受け、しっかりと治療計画をたてた上で治療を受けてください。

くろさわ歯科では、患者さん一人ひとりにあった噛み合わせ、口元、笑顔をプランニングしています。また、いい噛み合わせは矯正治療後の後戻りも少ないため、綺麗な歯並びを少しでも長く維持できるよういつも考えて診療しています。

当院の矯正治療

あなたに最適な矯正治療をご提案いたします

矯正治療を行うのは、どこでも同じではありません。矯正料金や技量・技術、矯正装置の種類など様々です。少しでも歯並びについて気になること、見えない矯正治療をしたい、料金を少しでも抑えたいなど何でも構いません。一度、矯正治療を得意とした、くろさわ歯科に相談してください

大人になっても気になる歯並びは治せます

矯正治療に年齢制限はありません。「歯並びをよくしたいな」「矯正を始めてみたいな」と思った時が始め時です。20代30代の方はもちろんですが、中には40代50代から始められる方もいらっしゃいます。歯並びが長い間コンプレックスだった方も、歯並びがキレイになり思いっきり笑うことができるようになった、横顔のフェイスラインが美しくなった、食事がしやすくなった、家族や友人からキレイになったねと言われる、など数々のお声をいただいています。

抜歯と非抜歯について

なるケースとならないケースの違い

抜歯になるケースは歯のデコボコ量が大きかったり、上下の顎の位置がずれている場合が多いです。また、横顔を綺麗にしたい希望がある場合は抜歯を行うこともあります。

抜歯にならないケースはデコボコや上下のずれが少ない、口元が下がっていたり、顎の奥にスペースがあり拡大の余地がある場合です。

当院の矯正治療

可能な限り抜かない治療

当院は、なるべく歯を抜かないで治療できるように取り組んでいます。ですが将来の歯の寿命を考えて診断を行うと、どうしても抜歯せざるを得ないケースがございます。しっかりと診査診断させていただき、説明をさせていただけたらと思います。

大人矯正のメリット

歯の並びを整えることで、お口の清掃を楽に行えるようになったり、綺麗に並ぶことによってコンプレックスがなくなり自信が持てるようになったという方もいらっしゃいます。大人になってからの矯正治療では、患者さまの治療に対する動機がしっかりしているため、歯磨きや取り外し型矯正装置の協力が得られやすいことも良い点になります。

矯正治療は期間がかかるため、いついつまでに治したいという希望がある場合は、その日までに間に合わせるためにも お早めにご相談をお願いいたします。

当院の矯正治療

歯並びの乱れによる身体のトラブル

虫歯・歯周病

海外の論文では歯並びと歯周病に相関性はないという論文報告もあれば、健全な歯列の患者さんは高齢時に歯牙の損失が少ないとの報告もあります。実際の臨床をみていると、歯がデコボコ並んでいるよりも、整列しているほうが歯を磨く手間は格段に少なります。お口の衛生状態改善の為にも綺麗に並んでいると良いでしょう。

頭痛・耳鳴り

噛み合わせがずれていると、頭痛や耳鳴りの原因となることがあります。不正咬合による顎関節の異常により、耳介側頭神経や鼓索神経が圧迫されてこのような症状がおこるとの報告があります。食いしばりも同様の原因となる場合もありますので、一度ご相談ください。

肩こり

噛み合わせのずれにより、肩こりの原因となる場合もあります。噛み癖や日常の姿勢の影響もありますので、噛み癖や姿勢の改善とともに噛み合わせに問題がないか確認することが大事だと考えます。

矯正治療中に気をつけること

  1. 虫歯
    矯正中に虫歯にならないために重要なことは、一番大切なことは夜寝る前の歯磨きです。使用している矯正装置により磨き方のコツは異なりますので、治療開始時にしっかりとご説明いたします。あとは気をつけることとしては、飲食の回数も大切です。これは矯正をしていない方にも共通することですが、一日に何回も甘いものを食べたり飲んだりすると、歯の脱灰する時間が多くなり、虫歯のリスクが上がります。矯正を機に歯磨きの習慣が身についたという方もいらっしゃいます。一緒に虫歯にならないように頑張りましょう。
  2. 生活習慣
    矯正治療期間中の注意すべき食事
    ワイヤーなどの固定式矯正装置では、なるべくガムや引っ付きやすいもの、極端に硬いものは避けたほうが良いでしょう。気を付けて食べれば問題ないこともあるのですが、万が一装置が壊れて放置をすると、治療期間が伸びることがあります。当院は、平日土曜日曜と矯正治療をおこなっておりますので、壊れてしまったらすぐにご連絡ください。

    治療期間が伸びないようしましょう。マウスピース型カスタムメイド矯正装置では、甘い飲み物は控えましょう。マウスピースを付けたままジュースやスポーツドリンクを飲んだりすると、歯の表面に糖分が残存し、虫歯のリスクが高くなります。使用装置により注意事項は異なりますので、矯正治療時にはしっかりと説明させていただきます。

マウスピース矯正

マウスピース矯正について

矯正の方法はいろいろあります。従来のワイヤーやブラケットを使った矯正だけでなく、「マウスピース矯正」という取り外しのできる器具を使う方法もあります。

マウスピース矯正(インビザライン)とは

インビザラインとはマウスピース型の矯正装置です。透明に近く、目立ちにくいので審美性に優れ、食事や会話の際に違和感や痛みがほとんどありません。通常1週間ごとで新しいマウスピースに変えていき、1日20時間以上装着して、歯を徐々に動かしていきます。

また好きな時に取り外しが可能ですので、見た目を気にすることなく矯正治療を進められるメリットがあります。結婚式、成人式、就職活動の面接など大切なイベントを控えた方はもちろん、矯正期間中にブラケットを付けたくない方、審美性に敏感な方にもお勧めです

当院の矯正治療

メリットとデメリット

メリット
  • 透明で目立たず、周囲に気づかれにくい
  • 自分で取り外し可能で、普段通り食事や歯磨きができる
  • ブラッシングしやすく、矯正治療中に虫歯や歯周病になるリスクが低い
  • 金属アレルギーの方にも適用できる
デメリット
  • 適用できるケースが限られる
  • 自分で取り外しが可能なため、患者さん自身が装着時間を守らないと治療が進まない

こんな方にはマウスピース矯正はおすすめ

仕事上あまり矯正治療をしていることを見られたくない人や周りの人に矯正治療を知られたくないにおすすめです。また痛みもワイヤーより少ないため、痛みに心配な人はマウスピース矯正がいいと思います。「テレビ関係の人、スチュワーデス、モデル、人前に出るような仕事関係」の職業の人がマウスピース矯正をしている人が多いと思います。

マウスピース矯正の装置の種類・特徴

マウスピース型矯正装置には、色々なメーカーがありますがインビザラインは最も信頼と実績があるマウスピースです。インビザラインのマウスピースは、マウスピース自体の素材も何層から構成されており他社と異なります。そのため歯の移動時の痛みが少ないです。

当院の矯正治療

マウスピース矯正で歯列矯正が可能なケース・不可能なケース

マウスピース型矯正装置(インビザライン)では、ほとんどの症例で治りやすいですが、特に開咬と呼ばれる前歯が噛んでいない歯並びが治りやすいです。

歯根の移動が大きい症例や前歯が出ている噛み合わせが深い症例は、治療が難しい場合があります。また、マウスピース型矯正装置(インビザライン)だけでの前歯部分矯正も可能です。

しかし、症例によっては全体でのマウスピース型矯正装置(インビザライン)をお勧めする場合があります。症例によっては、上だけ下だけでも可能です。
※噛み合わせが合わなくなる可能性があるためお勧めしない場合もあります。

マウスピース矯正の治療期間

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、永久歯列になってからが一番早く矯正治療が終了できます。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、8歳ぐらいからでもスタートできますが、永久歯が萌出してからも大人のマウスピース型矯正装置(インビザライン)が必要になることがあります。そのため、およそ12歳頃より治療をするのをお勧めします。

通院頻度は、最初数ヶ月は月1回ペースですがマウスピースの着脱が問題なければ2,3ケ月に1回のペースになります。治療期間は、症例にもよりますがマウスピースの方が早くなることがあります。マウスピースは1週間に1回交換していくのと比べワイヤーは、月1回調整していきます。そのため治療期間は半年~1年ほど早くなる場合があります。

マウスピース型矯正装置を使用しないと歯は動きません

マウスピース型矯正装置を使用しないともちろん歯が動きません。また今まで使用していたマウスピースも入らなくなるため、再度マウスピースを再作製し、型取りをしなおします。マウスピース型矯正装置でもしも挫折してしまった場合、ワイヤー矯正に変更が可能です。

マウスピース矯正治療の流れ

  1. お電話やWEBにて初診相談予約
  2. 初診相談
    歯の状態を見てインビザラインによる治療が可能かどうか、期間、費用について説明します。気になっていること、分からない事は何でも聞いてください。
  3. 精密検査
    診断と治療計画を立てるために以下の検査をします。

    1.矯正用の問診
    本人が一番気にしているところ、治したいところ、治療の希望なども記入していただきます。

    2.歯と顔の写真を撮る。

    3. 歯や顎の骨のレントゲンを撮る。
    (パノラマ撮影、必要であればセファロ、CT撮影)

    4.歯型をとる。
  4. 検査結果説明
    検査したものを元に分析し、一人一人の患者さんに最適な治療法をご説明します。診察台の傍らにはモニターを設置し、患者さんのお口の中の写真を写しながらご説明することで、分かりやすい治療の案内ができるように心がけています。似たようなケースがあればその写真やレントゲン写真もご提示させて頂きます。また具体的な費用、治療期間などもご提示いたします。不安なこと、分からない事、疑問に思うことがありましたら、遠慮なく質問してください。
  5. 装置使用開始
    マウスピースを作製し、いよいよ矯正治療のスタートです。必要に応じて、歯を動かすための圧力がかかるようにアタッチメントという小さいポッチを歯に接着します。
  6. 矯正終了 保定装置装着
    一般的には、約6か月~2年で歯列が整い、治療が完了します。矯正で動かした歯は、装置をはずすと必ず元に戻ろうとします。そこで矯正をはずした後は新しい位置に安定するようにリテーナーという後戻り防止のための装置を使います。使用する時間は夜だけなど徐々に減らしていき、リテーナーが正しく使用できているか、歯並びがキレイにキープされているかを3~6カ月に1回チェックします。リテーナーは歯並びが動いていないかの確かめの装置ともなりますので、歯並びのメインテナンスのための装置として一生大切にお持ちいただくことをお勧めします。

見えない矯正(裏側矯正)について

裏側矯正の特徴

マウスピース矯正の治療期間

裏側矯正は、矯正装置であるブラケットを歯の裏側につけてワイヤーにて歯並びを治療していきます。矯正装置の中で、一番目立たなく審美的な装置です。

当院の矯正治療

こんな方には裏側矯正がオススメです

表側の矯正治療に抵抗があり、見えない矯正治療をしたい人や職業的に表側の矯正治療が難しい人などにおすすめしています。裏側矯正では、症例によっては難しい場合もあります。しかし、裏側矯正を得意とする当院の場合、ほとんどの症例で適応できると考えています。

裏側矯正のメリット・デメリット

メリット
  • 矯正装置の中で、一番目立たなく審美的な装置です。
  • 誰にも気づかれたくなく、職業上、表側矯正治療ができない方でも治療がほとんど可能です。
デメリット
  • 治療が複雑で、チェアタイムや治療期間が少し伸びる場合があります。
  • 一時的に噛み合わせをあげるので、奥歯だけしか噛まなくなり噛みづらい時期があります。
  • 治療期中、発音が一時的に悪くなる場合があります。

裏側矯正で歯列矯正が可能なケース・不可能なケース

できる場合
  • 叢生(上下前歯のガタガタ)
  • 上顎前突(上の前歯が出ている)
  • 上下前突(上下前歯が出ている)
  • 開咬(上下奥歯が噛んでいるが、前歯が噛んでいない)
  • 過蓋咬合(噛み合わせが深く下の前歯がかくれて見えない)
できない場合
  • 骨格がズレているケース(顎変形症)
  • 歯の欠損が多い場合(多数歯欠損)
  • 上下前突(上下前歯が出ている)

年齢制限について

年齢は12歳臼歯萌出していれば、可能ですので個人差はありますが、12歳前後で治療は可能です。

裏側矯正の流れ

  1. 無料相談・カウンセリング
    初めに問診し、気になるところ、治したいところなどを相談させていただきます。(治療期間や料金、装置希望、裏側でも上だけ裏側にするなど)
  2. 精密検査
    パントモ撮影、上下顎型取り、口腔内写真、噛み合わせ確認などの精密検査を行います。必要に応じて、CT、セファロ検査も行います。
  3. 治療計画の説明
    資料をもとに、骨格(顎骨)・歯の状態を説明し、抜歯の有無・治療期間・治療での注意事項など患者さんがわかりやすいように「目で見てわかる」説明をします。
  4. 矯正装置の除去 → 保定装置へ
    矯正装置除去後、綺麗な歯並びを維持するために取り外し装置や歯の裏側にワイヤーと接着剤にて固定します。
  5. メインテナンス
    保定期間終了後、定期的な検診(虫歯や歯周病など)やクリーニングを行います。
  6. 矯正治療の開始
    装置を作製するにあたり、精密に上下型取りを行い装置をオーダーメードで作製します。(作製まで4〜5週)装置が完成した段階で、歯の裏側に装置をつけていきます。